エンゼルス大谷翔平投手(26)が、初めて登板前日に打者でスタメン出場する。開幕2試合と同様に「2番DH」でホワイトソックス先発の右腕リンと対戦する。これまでは基本的に休養日にあてていた登板前日の出場について、「体調見て、前後でいける日はいくという感じだったので、大きなアクシデントがなければ行く予定ではいました」と話した。

翌日の4日(同5日)には今季初登板を迎える。意気込みについては「まずは今日の試合という感じなので、今日の試合終わって、練習の投げる時はもちろん、ピッチャーの調整なので明日のこと考えますけど、まずは今日の試合なのかなと思います」と気を引き締めた。

3月29日のドジャース戦で右手中指のマメがむけたが、予定通り中5日で登板する。「昨日もブルペン投げて、いい感じだったので、大丈夫だと思います」と問題ない様子。準備を整え、今季初登板に臨む。

2日の開幕第2戦では今季1号本塁打を放ち、球場に歓声が響いた。ファンの存在について「やっぱり楽しいですね。より野球をやっているな、公式戦をやっているなという、そういう雰囲気があって。一番のドーピングじゃないかなと思っているので。声援があるかないかで、どの程度、集中できるかというのも変わってきますし、全体の雰囲気というのが、ボールとかバットに乗るのかなというのは、あるんじゃないかなと思います」とうれしそうに振り返った。