フリック監督(右)が今季で退任。後任はナーゲルスマン氏(左)に [写真]=Getty Images
現在ライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲルスマン氏は、来季からバイエルンの新監督に就任することが決まった。27日、両クラブが公式サイトで発表した。
ナーゲルスマン監督は2021年7月1日からバイエルンの指揮官に正式就任し、2026年6月30日までの5年契約を締結する。なお、ドイツ誌『kicker』など同国の複数メディアによると、バイエルンは契約解除金として2500万ユーロ(約33億円)をライプツィヒに支払う模様だ。
また、バイエルンは併せて、ハンジ・フリック監督が今季限りで退任することを発表している。クラブは同監督の要求に応じ、当初2023年6月30日までだった契約を2021年6月30日に解除することで合意した。
現在33歳のナーゲルスマン監督は、当時28歳の2016年2月にブンデスリーガ史上最年少でホッフェンハイムの指揮官に就任し、チームを17位から15位に押し上げて奇跡の残留を達成した。翌16-17シーズンはリーグ戦4位、17-18シーズンはリーグ戦3位とチームの大躍進を演出し、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)出場にも導いた。2019年夏にライプツィヒの監督に就任し、初年度の昨シーズンはリーグ戦3位とクラブ史上初のCLベスト4入りを達成。今シーズンもチームはリーグ戦第31節を終えて、首位バイエルンとの勝ち点差7で2位につけている。
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