◇メジャー第3戦◇マスターズ 初日(8日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7475yd(パー72)
7番までに2オーバー。だが、8番からの10ホールで1イーグル7バーディをたたき出したジャスティン・ローズ(イングランド)が、通算7アンダーとして単独首位で初日を終えた。「マスターズ」4度目となる首位発進は、ジャック・ニクラスに並んで最多となる。
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「7ホールで2オーバーでも、最悪ではないことは分かっていた。でも同時に、まずい方向に行っているのも分かっていた」とローズは言う。8番(パー5)はグリーン左の傾斜がピン方向に球を運んでくれて、3mを沈めてイーグルとした。「正直言うと、少し落ち着いた感じだった」と、続く9番もバーディとして1アンダー。「あれで前半のことを忘れて、後半に伸ばそうという気持ちになった」と加速した。
3月の「アーノルドパーマー招待」を背筋痛で途中棄権したローズにとっては、今大会が約一カ月ぶりの復帰戦。ここ数週間は、一時契約を解消していたコーチのショーン・フォーリー氏と再びタッグを組んで、「簡単に言うと、フェースをクラブパスに沿ってできるだけ長くスクエアに保つこと」に取り組んできたという。それでも、練習と試合は違う。大会前は「正直、どんな結果になるか分からなかった」と迎えた初日に、オーガスタでの自己ベストをマークした。
メジャー大会は2013年「全米オープン」の1勝のみ。16年「リオ五輪」で金メダルを獲得したが、なかなかメジャー2勝目に届いていない。「マスターズ」でも15年に2位となり、17年にはセルヒオ・ガルシア(スペイン)とのプレーオフで惜敗している。
各ラウンドを終えた時点で首位となった回数は実に6度目。グリーンジャケット未獲得の選手では最多となる。「どうなるか分からない」から優勝戦線に浮上して迎える2日目。ローズは自分への期待値にどう対処するのか?
「それが今週のカギになるだろうね。確かにこういうビッグトーナメントでは数多くプレーしてきて、1度は勝つことができたけど、もっと勝ちたい。だけど、今週も自分への期待を低く保って、目の前の一打に集中することは悪いことじゃない。きょうは1カ月ぶりにプレーできることに感謝しながらラウンドしていた。明日、それを大きく変えることは馬鹿げているね」。昨年40歳になったローズが4打の貯金を持って、2日目に挑む。
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