雨に泣いた。初の2000メートルながら2番人気に支持されたグランアレグリアだったが、直線で伸びを欠いて4着。道中は5番手。勝負どころでコントレイルの進出に合わせて動き、4角では逃げるレイパパレの直後に取り付いたが、そこから突き放されてしまった。ルメールは水分をたっぷりと含んだ馬場を敗因に挙げる。
「しょうがないですね。休み明けでこういう馬場は大変でした。いいスタートからポジションを取れたし、折り合いもつきました。良馬場なら2000メートルでも大丈夫だと思います」
敗れはしたが、中距離に一定のメドは立てた。中山でレースを見届けた藤沢和師も「(初の2000メートルでも)いい感じで走れていたけど、休み明けの分があったかな。力は出してくれたと思います」と淡々と回顧。この後は放牧へ。次走は未定だが、次こそは晴天の下、5つ目のG1タイトルを手にしたい。
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