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【巨人】亀井善行の現役引退を正式発表 輝いた走攻守、記憶に残る劇的な一打 - スポーツ報知

 巨人は21日、亀井善行外野手(39)が今季限りで現役引退すると正式発表した。

 プロ17年目の今季は3月26日の開幕戦・DeNA戦(東京D)でプロ野球史上初となる開幕戦代打サヨナラ本塁打。勝負強い打撃と堅守で長年、巨人を支えたチーム最年長がユニホームを脱ぐ決断を下した。

 亀井は上宮太子高では投手として甲子園出場。中大では外野手として東都大学リーグ通算100安打を達成し、大学日本代表にも選ばれ、2004年ドラフト4巡目で巨人に入団した。

 プロ5年目の09年、開幕前に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で原監督率いる日本代表に選ばれ世界一。憧れのイチローにも認められた高い守備力で「JAPAN」の力になった。同年、初めてシーズン規定打席到達。134試合で打率2割9分、25本塁打、71打点という好成績を残し、ゴールデン・グラブ賞にも輝いた。

 その後は一塁、三塁など内野守備にも挑戦。原監督の求めるプレーを実践して走攻守で輝きを見せ「原野球」に欠かせない選手の一人となった。

 17年6月18日の交流戦・ロッテ戦(東京D)では目の前でマギーが3度敬遠され、3度目の正直で迎えた延長12回1死一、二塁の打席で涙のサヨナラ3ラン。お立ち台で「これで最後だめだったら命を取られると思って、そのくらいの気持ちでいきました」と号泣した「命取られる弾」として語り継がれる名場面だ。

 劇的なサヨナラ打や殊勲打など記憶に残る一打が多く、ファンから絶大な人気を誇った背番号「9」。股関節の故障などによるパフォーマンスの低下が現役引退の主な理由で、9月には原監督も伝えていた。

 現在は死球による「左ふくらはぎの打撲」で登録抹消中だが、症状は重くなく1軍に帯同して打撃練習など調整を続けていて、最短で23日の本拠地最終戦・ヤクルト戦(東京D)から1軍登録可能になる。

 ◆亀井 善行(かめい・よしゆき)1982年7月28日、奈良県生まれ。39歳。上宮太子高から中大を経て2004年ドラフト4巡目で巨人入り。20年に通算1000安打、今季通算100本塁打を達成。現在のプロ通算成績は1412試合、1069安打、打率2割5分7厘、101本塁打、462打点。178センチ、82キロ。右投左打。年俸1億円。

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