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ヤクルト・青木「本当に格別」 日本球界復帰時に掲げた目標を有言実行 うれしすぎてフライング気味に… - スポニチアネックス Sponichi Annex

<D・ヤ>優勝し、ベンチから真っ先に飛び出す青木(手前)(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 青木は、18年の日本球界復帰時に掲げたヤクルトでの初優勝を有言実行した。「それだけを思って復帰した。本当に格別です。ヤクルトで優勝できて本当にうれしかった」。目は赤く染まっていた。

 「2番・左翼」で出場し、3回無死一塁から右前打を放って4得点の足掛かりをつくった。5月には日米通算2500安打を達成。主将は山田に譲ったが、来年1月に40歳となる精神的支柱は、村上にはシーズンを通し助言を送り続けた。

 1、4月と2度、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者になり離脱。隔離を強いられ、調整は困難を極めた。「アクシデントは毎年起こる。それをどうやって乗り越えるか。自分に言い聞かせてやってきました」。圧倒的な経験値でそれを補った。

 ビジョンで映された阪神の最後の打者がゴロを打った瞬間、フライング気味にベンチを飛び出し、マウンドで仲間を待ち受けた。01年の優勝時、守護神・高津の元に石井一(現楽天監督)がフライングして一番に駆け寄ったシーンをほうふつとさせた。

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