パ・リーグ ロッテ―ソフトバンク ( 2021年10月25日 ZOZOマリン )
ロッテの美馬学投手(35)が16年ぶり優勝へマジック3で迎えたソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発登板。先制してもらった直後に一挙7点を失い、2回途中6安打7失点でKOされた。
ロッテは初回に3番・マーティンが相手先発右腕・千賀から右翼スタンド上段へ27号ソロを放って幸先良く先制。だが、直後の2回に悪夢が待っていた。
先頭・デスパイネを右飛に仕留めて1死を取った後だった。中村晃の遊ゴロをエチャバリアが悪送球して塁に出すと、牧原大の中前打で一、二塁。甲斐の右前適時打で同点とされると、リチャードの中犠飛で勝ち越しを許した。
さらに、退任する工藤監督のラストマッチとなった今季最終戦ということもあってかソフトバンク打線の勢いは止まらず、柳町の左中間二塁打で一走・甲斐が激走して一気にホームイン。柳町が好走塁で送球間に三塁まで進むと、三森の左前適時打で4点目を失った。そして、釜元の右前打でなおも一、二塁。ここで栗原が4連打目となる2点適時二塁打を放ち、スコアボードに6点目が刻まれたところで井口監督がベンチを出て投手交代を告げた。悔しそうに何度も首を振りながらベンチに戻った美馬はうつむき、ぼう然自失といった表情だった。
この2回2死二塁の場面で緊急登板となった2番手右腕・岩下も最初に対戦したデスパイネにトータル5連打目となる左前適時打を許し、美馬の失点は7に。岩下は中村晃を四球で歩かせた後で暴投もあり、なおも2死二、三塁とピンチが続いたが、この回12人目の打者となった牧原大を一ゴロに仕留めて何とか相手の攻撃を断ち切った。
美馬の投球内容は1回2/3で打者12人に対して39球を投げ、6安打7失点(自責0)。1三振を奪い、与えた四死球はなかった。
▼ロッテ・美馬 すみません。コメントできることが、なにもありません…。
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