
東京オリンピックの代表選考会となる競泳の日本選手権は大会5日目。午前は予選が行われ、すでに代表に内定している池江璃花子選手が女子100メートル自由形で、リレー種目の派遣標準記録を突破する好タイムをマークして全体トップで午後の準決勝に進みました。
今回の日本選手権は、決勝で派遣標準記録を突破して2位以内に入れば個人種目で東京オリンピック代表に内定します。
大会5日目の7日は午前に男女合わせて4種目の予選が行われました。
このうち女子100メートル自由形には大会2日目の女子100メートルバタフライで優勝し、メドレーリレーですでに代表に内定している池江璃花子選手が登場しました。
池江選手はスタート直後の浮き上がりから徐々にスピードに乗り、25メートルを過ぎてから抜け出してトップで折り返し、後半も伸びやかな泳ぎで後続との差をぐんぐん広げました。
1着でフィニッシュした池江選手のタイムは54秒30で、予選から女子400メートルリレーの派遣標準記録を突破する好タイムをマークして全体トップで午後の準決勝に進みました。
池江選手はこの種目のレースはことし1月の大会以来で、その時のタイム55秒35から1秒以上縮めました。
この種目の個人種目としての派遣標準記録は53秒31となっています。
▽男子200メートル背泳ぎ予選は、入江陵介選手が1分58秒41、
▽女子200メートル平泳ぎは、鈴木聡美選手が2分26秒51、
▽男子200メートル個人メドレーは瀬戸大也選手が1分59秒14で、
それぞれ全体トップで準決勝に進みました。
また、萩野公介選手は200メートル背泳ぎを棄権し、種目を絞って出場した200メートル個人メドレーでは1分59秒60で全体2位で準決勝に進みました。
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