マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がモナコGP初優勝を遂げた。ホンダにとっては1992年のアイルトン・セナ(マクラーレン・ホンダ)以来の勝利であり、2021年末でF1活動を終了するため最後の勝利でもある。「最後のモナコを勝てたことが本当に嬉しい」と、ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは率直に喜びを表明した。
ポールシッターのシャルル・ルクレール(フェラーリ)が直前で出走できず、フェルスタッペンに迫っていたバルテリ・ボッタス(メルセデス)がまさかのリタイアに追い込まれるなど、幸運にも恵まれた。しかし田辺テクニカルディレクターは、「それらの不運が、我々に襲いかかってきたかもしれなかった。今回はすべてを味方につけて、いい形で回ったレースだった」と総括した。
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