米サンフランシスコ・クロニクル紙が大谷特集「球界で最高の多次元プレーヤー」
■エンゼルス 4ー0 アスレチックス(日本時間30日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は敵軍メディアから熱い視線を浴びている。アスレチックスの地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」は投打で奮闘する大谷の特集記事を掲載した。
27日(日本時間28日)からのアスレチックス4連戦は今季初の敵地・オークランド開催だった。地元紙は大谷を「球界で最高の多次元プレーヤー。ア・リーグのMVP筆頭候補だ。どの球団のファンでもプレーを見るのは喜びだ」と表現。「退屈という言葉は決して当てはまらない。オオタニがプレーしている時は光り輝くようなスキルを一瞬たりとも見逃してはダメだ」と呼びかけている。
さらにアスレチックスの名将、ボブ・メルビン監督が「信じられないよ。本当にね。誰もあんなことは出来ないよ」「とにかく素晴らしい才能だ。野球の関係者やファンはありがたく思うべきだ。投打で上手くやるということは本当に難しいことだから」と絶賛したことを紹介。メジャーリーガーは投打どちらに絞っている現状を伝え、「オオタニは素晴らしい例外だ。100年前のベーブ・ルースに最も近い存在だ」と称えている。
地元放送局「NBCスポーツ」も「オオタニは投打で能力を発揮して、スーパースターとして開花した。まさに現代のベーブ・ルースだ」と伝えた。登板翌日だった29日(同30日)は5回に左前2点打を放つなど5試合ぶりのマルチ安打をマーク。その活躍は、今や敵軍メディアの注目も集めている。
(Full-Count編集部)
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