川崎フロンターレ
【川崎フロンターレ 2-1 鹿島アントラーズ J1第17節】
明治安田生命J1リーグ第17節の川崎フロンターレ対鹿島アントラーズ戦が30日に行われ、ホームの川崎Fが2-1で勝利を収めた。
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前節は湘南ベルマーレに苦戦を強いられたがドローで乗り切り、開幕からの連続無敗をリーグタイ記録の19試合に伸ばした川崎F。一方の鹿島も直近6試合で5勝1敗と白星を重ねており、新記録阻止を狙う。
開始1分で三笘薫のシュートが惜しくもゴール右に外れるなど、川崎Fは序盤から攻勢。18分にもレアンドロ・ダミアンのパスで抜け出した三笘がゴールを狙うが、GK沖悠哉の好守に阻まれる。
その勢いのまま19分には川崎Fに先制点が生まれる。右サイドの山根視来がエリア右へグラウンダーのラストパスを入れ、走り込んだL・ダミアンがダイレクトで合わせてGKの股間を抜いた。L・ダミアンは得点ランキング首位に並ぶ今季12点目。
前半はそのまま1-0で終了。だが川崎Fは主導権を握りながらも早めに追加点を奪えなかったことが響き、61分には同点ゴールを許してしまう。荒木遼太郎のスルーパスを受けた上田綺世のシュートがネットを揺らしたプレーは一旦オフサイドとされたが、VARで判定が覆り得点が認められた。
鹿島は相手ボールを奪った上田がGKチョン・ソンリョンに止められたプレー、川崎Fはジェジエウがヘディングでネットを揺らしたがファウルで無効とされたプレーなど、お互い終盤に決定機はあったが得点ならず。そのまま1-1のドローに終わるかと思われた。
だがアディショナルタイムに入って93分に投入された“スーパーサブ”小林悠が、その1分後に決定的な仕事をやってのける。左サイドからのクロスがファーサイドへ流れたボールを受け、勝利を決定づける2-1の決勝ゴールを蹴り込んだ。
これで川崎Fは開幕から20試合連続の無敗。2015年の浦和レッズを上回るJ1新記録の達成となった。また、鬼木達監督も通算100勝目を達成している。
【得点者】
19分 1-0 レアンドロ・ダミアン(川崎F)
61分 1-1 上田綺世(鹿島)
90+4分 2-1 小林悠(川崎F)
【了】
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