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サッカーOA招集拒否にストップ 日本の「奥の手」とは - 朝日新聞デジタル

 24歳以下で構成する東京オリンピック(五輪)のサッカー男子日本代表のオーバーエージ(OA)枠に、森保一監督が熱望するA代表の主力がそろう見通しとなった。過去の五輪では、監督が希望する選手の招集は難航してきた。だが今回、日本サッカー協会は周到な準備を進めるとともに、「奥の手」も用意していた。

 「あえて名前を挙げるのは控えさせていただきますが、絞り込みは順調にきている」

 森保監督は18日のオンライン取材で、3人まで認められているOA枠の招集について自信をのぞかせた。

 OA枠には、DF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF遠藤航(シュツットガルト)が選ばれることが確実となっている。3人はいずれも五輪出場経験があり、欧州5大リーグのクラブで実績も十分な選手だ。

OA招集に二つの壁

OA招集に向けて、日本サッカー協会は2018年ロシアワールドカップ後から着々と手を打ってきました。特に難航するのは、海外選手の招集。所属クラブを口説く特別な文書を準備しました。

 OA枠で招集するには、二つの壁がある。まずは、A代表と五輪代表と、どちらの強化を優先するかだ。通常は、A代表が優先で五輪代表は後回しにされる。

 今回は、森保監督がA代表と…

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