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大阪桐蔭・西谷監督「うまく導けず」 2回戦で散る 夏の甲子園 - 毎日新聞 - 毎日新聞

【大阪桐蔭-近江】八回裏近江2死満塁、山口(奥)に2点二塁打を許し、打球の行方を追う川原=阪神甲子園球場で2021年8月23日、滝川大貴撮影 拡大
【大阪桐蔭-近江】八回裏近江2死満塁、山口(奥)に2点二塁打を許し、打球の行方を追う川原=阪神甲子園球場で2021年8月23日、滝川大貴撮影

 第103回全国高校野球選手権大会第10日は23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦残り1試合が行われ、6回目の優勝を目指した大阪桐蔭が、4―6で2001年の第83回大会準優勝の近江(滋賀)に逆転負けした。大阪桐蔭の西谷浩一監督の試合後の主な談話は次の通り。

 (三回以降は)開き直った山田投手が良いボールを投げ始めて、対応できなかった。(竹中、川原の継投は)一番いい状態の投手を起用した。エースの松浦を温存したわけではない。

 打順の巡りもあって逃げ切れなかった。しっかり投げてくれたが、監督としてうまく導けなかった。(2番手は)ブルペンを見て川原の状態が良いと思い、ブルペンの捕手と相談して決めた。先発の竹中はしっかり準備して、良くやった。一番いい状態の投手でいった。

 例年、複数投手でと考えてやっているが、より多く複数投手を作っていかないといけない。勝つことも大事だが、一人一人の選手を守っていくことも大事。(センバツで登板した関戸は)コンディション、バランスを崩して投げるところまで持っていけなかった。将来性は豊かなので、次のステージでまたやってくれると信じて応援したい。

 (池田が無安打)ここまで池田が打って勝ってきた試合もあるが、打てない時もある。(三回以降2安打の打線は)雑になったわけではないが山田投手のピッチングが上回った。足を絡めたいと思ったができなかった。逆に相手は1点ずつ追い上げて、しんどい試合になった。最後じわりじわりとプレッシャーをかけられ、うちがやりたかった粘り強い野球をされてしまった。

 今春のセンバツで初戦敗退し、立て直してここまで来たが、日本一という目標が達成できず無念。

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