フルカウントからの外角スライダーはボールなのに
■エンゼルス ー ヤンキース(日本時間31日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、本拠地のヤンキース戦で「2番・指名打者」で先発出場し、初回の第1打席で見逃し三振に倒れた。しかし、決め球はボール球がストライクとなる厳しい判定だった。
初回1死、2度のサイ・ヤング賞右腕クルーバーと対峙した。2球で追い込まれ、フルカウントからの6球目。外角スライダーを見極めて一塁へ歩き出そうとしたが、球審の手が上がった。見逃し三振に倒れ、下を向いてベンチへ引き上げた。
28日(同29日)の本拠地・パドレス戦の初回に150キロ直球が右手首付近に直撃するアクシデントがあった。患部の痛みが引かず、次回登板が予定されていた31日(同9月1日)のヤンキース戦を回避することが決まった。リーグの本塁打王争いではロイヤルズ・ペレス、ブルージェイズ・ゲレーロJr.と3本差。球審の厳しい判定に屈せず、両リーグトップの42号本塁打を放ちたいところだ。
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