◆第103回全国高校野球選手権大会第12日 ▽3回戦 智弁学園7―1日本航空(25日・甲子園)
智弁学園(奈良)が日本航空(山梨)に逆転勝ちし、春夏連続の8強入りを果たした。プロ注目の前川右京左翼手(3年)が2試合連続の本塁打を放った。
9回1死一塁、強い浜風が吹く中、右中間へ放り込んだ。「なんとしても打ちたかった」。相手投手陣の外角への変化球に苦しみ、それまで2打数2三振を喫していた。「リセットして打席に入った」と振り抜き、高校通算37号となる一発を放った。
仲間の言葉が生きた。試合中、ベンチで隣に座っていた岡島光星遊撃手(3年)に「自分どういう感じ?」と助言を求めた。岡島は「もう少し、インパクトの時に力を抜いて楽にいけ」とアドバイス。前川は「それで心落ち着かせて打席に立ったら打てた」と感謝した。小坂将商監督は「最後いい形で打たしてもらったんで、次の試合につながると思う」とさらなる活躍に期待を寄せた。
準々決勝は明徳義塾(高知)との対戦が決まった「(日本航空戦に続いて)もう1回つぶしにいくという気持ち」と前川。初の夏の日本一に向けて、チームをけん引する。
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