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西武 21日にも自力優勝の可能性が消滅 辻監督、V犠飛許した平良に苦言「慎重さが足りない」 - スポーツニッポン新聞社

パ・リーグ   西武1―2オリックス ( 2021年8月20日    京セラドーム )

<オ・西>9回1死満塁、吉田正にサヨナラ犠飛を打たれベンチに戻る平良(手前左)
Photo By スポニチ

 西武は、1―1の9回に登板した守護神の平良海馬投手(21)が誤算でサヨナラ負けを喫した。

 平良は2安打1四球で、1死満塁のピンチを招くと、吉田正に決勝の中犠飛を浴びた。試合後は「運が悪いところもありました。ただいいところもあったと思います」と振り返りつつ「2敗していますので、気を引き締めてやっていきたいと思います」と前を向いた。

 前半戦は開幕から39試合連続無失点のプロ野球新記録を樹立したが、東京五輪出場を経て後半戦は3試合で早くも2失点。辻監督も「たしかにそれなりの働きをずっとしてきたかもしれないけど、今日のピッチングをみていると、何か慎重さが足りない。もうちょっとキチッといけたんじゃないか」と苦言を呈した。

 首位・オリックスとは9ゲーム差となり、21日に引き分けか敗れると、自力優勝の可能性が消滅する。

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