スタメンから外れたパイレーツ筒香嘉智外野手(29)が、代打で途中出場し、新本拠地で初めての試合、初スイングで今季3号のソロ本塁打を放った。

2-5と3点ビハインドの7回、先頭打者として代打で登場。救援右腕クラークに対し、2球でカウント0-2と追い込まれたものの、3球目の時速95・7マイル(約154キロ)の速球を、弾丸ライナーで右翼席へ運んだ。

その後、パイレーツ打線がつながり、この回、同点に追い付くと、続く8回に勝ち越し。逆転勝ちを収めた。

パイレーツ移籍後の筒香は、6安打中5本が長打(本塁打3、二塁打2)と、本来のパワーを発揮。試合後のシェルトン監督は「とてもいいスイングだった。まだ短期間だが、パワーを見せてくれている」と満足そうに話した。