立ち合いは横綱らしさ全開だった。
大阪桐蔭打線は、近江の先発・山田陽翔に圧力をかけ、1回から2死満塁のチャンスをつくった。6番・宮下隼輔が走者一掃の二塁打。先手を奪った。さらに、続く2回には8番・松尾汐恩が本塁打。ライナー性の打球がぐんぐん伸びて、バックスクリーンに突き刺さった。聖地の旗は、ほとんど揺れていない。風の影響はなかった。
近江が警戒していた3人の「田」、池田陵真、花田旭、前田健伸のクリーンアップは無安打に封じられた。だが、下位打線の長打で得点。自慢の強力打線で相手を一気に土俵際へと追い込んだ。
近江のチーム力が高く番狂わせではない
しかし、近江は土俵を割らない。じわりじわりと反撃を受ける。3回から3イニング連続で1点を奪われ、7回に追いつかれた。
そして、8回。2点を勝ち越され、うっちゃられた。大阪桐蔭の西谷浩一監督は「1点ずつ追い上げられて、しんどい形の試合になってしまった。こちらがやりたかった粘り強い野球をやられてしまった」と敗因を挙げた。
優勝候補と言われていた大阪桐蔭は、2回戦で姿を消した。何が足りなかったのか。プロ野球のスカウトは「近江のチーム力は高く、結果は番狂わせではない」とした上で、今年のチームを分析した。
今大会の特徴の1つに、本塁打の少なさがある。この試合を含めて31試合で19本と、1試合平均0.61本となっている。近年はウエイトトレーニングや打撃マシンなど設備が整ってきたこともあり、甲子園に出場するチームの打力は格段に上がった。2017年夏は大会史上最多となる68本の本塁打が記録され、1試合平均にすると1.42本となる。前回大会の2019年も1試合1本のペースで本塁打が生まれていた。
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