<カーリング:混合ダブルス日本代表決定戦>◇18日◇稚内市みどりスポーツパーク
カーリングの混合ダブルスの北京五輪出場枠が懸かる最終予選(12月、オランダ)出場チームを決める代表決定戦(稚内市みどりスポーツパーク)が開幕。
女子で最終予選行きを決めたばかりのロコ・ソラーレの吉田夕梨花(27)が「混合でもたくさんの人にカーリングは面白いんだということを伝えたい」と意気込んだ。松村雄太(31)と組み、女子では唯一、2種目の「二刀流」で北京五輪出場の可能性がある。
大会は3組が総当たりの予選を行い、上位2組が決定戦に進む。
予選第1試合
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
吉田・松村 | 2 | 0 | 3 | 1 | 6 | ||||||
竹田・竹田 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
【吉田・松村】吉田夕梨花(27=ロコ・ソラーレ)、松村雄太(31=コンサドーレ)
【竹田・竹田】竹田智子(43)、竹田直将(44=ともに名寄協会)
◆試合経過
第1エンド(吉田・松村雄組が後攻)
吉田・松村雄組が有利な後攻。互いに氷の状況を探りながらの展開。最終の松村雄はNO1獲得している配置で、左からドローショットでNO1、NO2を得て2点を先制。
第2エンド(竹田・竹田組が後攻)
ガードを増やさずにハウスの中に縦に石がたまる展開。後攻の竹田・竹田組は、最終5投目で相手にガードを配され、竹田智のラストショットは2点を狙えず。1点どまり。
第3エンド(吉田・松村雄組が後攻)
後攻の松村雄のラストショット。NO1、NO2を得ている状態から、自軍の石に当てて相手の石を二つ弾く巧みな一投。3点を獲得し、5-1とリードを広げる。
第4エンド(竹田・竹田組が後攻)
吉田・松村雄組は不利な先攻も、2投目から4投目まで吉田が正確なショットで動かしにくいハウス中央付近にNO1を獲得。竹田直のガードに当てるミスもあり、1点をスチール。6-1に。
第5エンド(竹田・竹田組が後攻)
◆カーリング混合ダブルス 男女1人ずつのペアで争う。4人制より2エンド少ない8エンド制で行われ、各エンドにつき1チーム5回ずつストーンを投げ合う。1人目は1、5投目、2人目は2~4投目を担当。両チームがセンターライン上の所定の位置に1つずつストーンを置いた状態から始まる。後攻チームは1試合に1度、ストーンを置く位置を左右いずれかにずらして配置する「パワープレー」を選択可能で、複数点を取るチャンスが拡大する。五輪には前回の平昌大会から採用され、日本は出場権を獲得できなかった。
◆大会方式 過去2年の日本選手権でそれぞれ優勝した両ペアと、今年1月1日時点でワールド・カーリンク・ツアー・ランキング国内最上位ペアの計3組が2回総当たり形式の予選を行い、上位2組が最終3日目(20日)の決定戦(最大3試合)に進む。決定戦では、予選での直接対決の結果も含めて先に3勝したペアが勝者となり、日本代表に決定する。
◆北京五輪への道 今大会の勝者は日本代表として、来年の北京五輪の出場枠が懸かる最終予選(12月5~9日、オランダ・レーワルデン)に出場する。同大会には14チームが参加し、残る2枚の五輪切符獲得を目指す。北京五輪には10チームが出場。5月の世界選手権(スコットランド)で上位だった8カ国がすでに出場権を確保している。その世界選手権に日本からは吉田夕と松村雄のペアが臨み、11位で北京五輪出場切符を逃した。
予選第2試合
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 |
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【竹田・竹田】竹田智子(43)、竹田直将(44=ともに名寄協会)
【松村・谷田】松村千秋(28=中部電力)、谷田康真(27=コンサドーレ)
◆試合経過
1エンド
予選第3試合
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
【松村・谷田】松村千秋(28=中部電力)、谷田康真(27=コンサドーレ)
【吉田・松村】吉田夕梨花(27=ロコ・ソラーレ)、松村雄太(31=コンサドーレ)
◆試合経過
1エンド
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