米大リーグ、エンゼルスの球団オーナーを務めるアート・モレノ氏(76)が19日(日本時間20日)、春季キャンプを視察。今オフにフリーエージェント(FA)を迎える大谷翔平投手(28)に対して〝残留要請〟とも取れる注目発言をした。
「きょう大谷と話したけど調子が良さそうだった。今年で大谷は6年目。時間がたつのは早いけど、今後さらに6年間、それ以上に長い間(エンゼルスに)残ってほしい。大谷は本当にグッドガイ(素晴らしい人間)。エンゼルスにいることをとてもうれしく思う」
モレノ球団オーナーは、昨年にエンゼルスを売却する手続きを開始したが、撤回。大谷の去就問題に大きな影響があるとみられる。大谷との契約には、10年以上の契約年数と史上初の総額5億ドル(約670億円)ともいわれる大金を支払う準備があるのか、どうか。それは、つまりぜいたく税(追徴課税)を支払う意思があるのか否かと密接に関係する。
あるいは、ポストシーズン進出を争えるチームへと強化するために補強資金をどれくらい投入できるのか。さらに、マイナーシステムの強化にも資金を費やし、マイナーリーガーの育成を積極的に行うのかなど今後の運営はオーナーの権限と資金力に左右される側面が多い。
「ことしは(単年で)契約したから、今大谷はここにいる」とモレノ氏。球団売却撤回後、公には取材対応しておらずチームのスター選手である大谷の去就への発言は初めて。今キャンプ期間中にモレノ氏の会見が準備されている。今後も大谷の去就に影響する発言には、大きな注目が集まりそうだ。
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