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【巨人】きょう22日キューバ戦 原監督選んだ「芯のあるスタメン」は底上げの成果…担当記者が「読み解く」 - スポーツ報知

 巨人の原辰徳監督(64)が21日、今季初の対外試合となる22日のWBCキューバ代表との練習試合に、「挑戦的オーダー」で臨むことを明かした。広島から復帰した長野久義外野手(38)や新助っ人のブリンソン外野手(28)、ドラフト4位ルーキーの門脇誠内野手(22)=創価大=ら、今季から加わった5人を起用。このオーダーを組んだ意図を巨人担当の井上信太郎記者が「読み解く」。

 誰よりも指揮官がワクワクしていた。原監督は今季初の対外試合となるキューバ戦のオーダーについて「面白いと言っちゃいけないけど、芯のあるスターティングメンバーだと思うよ。挑戦だな。守るとか、試すとか、それより上の言葉だな」と期待を抱かせる9人を並べたことを明かした。

 挑戦という言葉を象徴するのが、新戦力5人の起用にある。1番に長野、3番に新助っ人のブリンソン、5番にソフトバンクから加わった松田、8番にはルーキー門脇、9番にはオコエ。中でも指揮官自身が「1番の見所」として挙げるのが長野の1番起用だ。常々「1番バッターが出てきてくれれば、比較的オーダーは固まりやすくなる」と話すように、1番に入る選手を重要視する。昨年は1番でチーム最多89試合に出場した吉川ではなく、5年ぶりの復帰で燃えているベテランに託したことは、チームの可能性を広げようとする指揮官自身の挑戦を意味する。

 今季のレギュラーについては「丸のライト、中田(翔)のファースト、(岡本)和真のサードぐらいでしょう」と3人だけとしており、サバイバルを促している。昨季は初の対外試合となった2月15日の日本ハムとの練習試合は、若手中心で臨んだ。この時は完全に試すことに主眼を置いていた。今回は時期が1週間遅いのもあるが、秋広や門脇らの若手、吉川らの中堅、長野と松田らのベテランとバランス良く編成。レギュラーの3人や、侍ジャパンに選ばれた大城が不在にもかかわらず、ワクワクするオーダーを組めることこそが、底上げがうまくいっていることを表している。

 リーグ、そして日本一奪回を目指す今季。「選手たちは自分を信頼、信用して、やってきたことをゲームでもやってほしいと。そのために、今ずっとやってきているわけだから」。挑戦的オーダーから、23年版巨人がスタートする。(井上 信太郎)

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