ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は27日、宮崎市の宮崎県総合運動公園で11日間に及んだ強化合宿を打ち上げた。村上宗隆内野手(23)=ヤクルト=は約50分間のフリー打撃を行い、125スイングで18本の柵越えを披露。右翼席中段に飛び込む豪快弾で締めくくった。
午前11時40分。宮崎の陽光に照らされながら、村上は最後のスイングで右翼席中段に運んだ。内野席の大半を埋めた1万6865人の観客から大きな拍手が起こった。
「けがをすることなく、強度を上げて(練習が)できて、いい期間になりました。多くのファンの前で練習できて気持ちもすごく上がりましたし、楽しかった」
通常、各組およそ20分の割り当てだが「コーチから打っていいよと言われた」と倍以上の時間にあたる約50分間、取り組んだ。26日までの壮行試合は2戦とも無安打に終わったが、徐々に打球が上がる割合が増え、3連発を含めてフェンスオーバーを量産。11日間の強化合宿を打ち上げた後も山田や岡本らと約1時間、室内練習場でバットを振り込んだ。
中日と壮行試合(バンテリンドーム)を行う3月3日には、大谷が合流している見込み。村上は「直接、お会いしたことがないので、(打撃練習などを)見ることが楽しみ」と野球少年のように話す。そして「新しい選手がすんなりと入ってこられる環境をつくることが大切。コミュニケーションを取りながらやっていきたい」と続けた。メジャーリーガーがそろえば「野手会」が開かれる予定。結束を固め、大会に臨む。
「一人一人が力を発揮すれば、必ず世界一を取れる。チーム一丸となって戦いたい」。3大会ぶりのWBC王者を目指し、〝村神様〟の視線が鋭くなってきた。(森祥太郎)
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