新大関・正代、２９歳の誕生日に「あんまり年は取りたくない」 - auone.jp

　大相撲の新大関・正代（２９）＝時津風＝は５日、２９歳の誕生日を迎えた。稽古後には電話取材に応じ、「年を取ったなあという感じ。あんまり年は取りたくないものですね。そんなにうれしく感じない」と率直な思いを語った。

　大関として初めて迎える誕生日。後援者からは生クリームのケーキが贈呈され、秋場所で優勝した際に賜杯を抱く自身の写真がプリントされていたという。２９歳の目標を問われると、「そういう目標は考えてないですね。とりあえず、ケガなく相撲を取り切れたらいいかなくらいに考えて」とした。

　２日目（９日）までの取組は、６日の取組編成会議で決まる。「初日まで対戦相手を見ないようにしようかなと思っている。できるだけ緊張しないように」と“緊張対策”を導入する方針。初優勝＆大関昇進をつかんだ先場所も対戦相手を当日まで見ないように徹底した。新大関は「見てしまったときは、そのときはそのとき」と笑顔。主役となった先場所の験を担ぐ。

　この日までの調整は、幕内・豊山（２７）とも一週間ほど相撲を取るなど稽古内容も充実。正代は「とりあえず今の段階では、いつも通り仕上げられたんじゃないかなと思います」と手応えを口にした。

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