試合開始早々の9分にインテルに先制を許すも、25分に得たPKをC・ロナウドが決めて同点に追いつくと、35分にはインテルのミスからC・ロナウドがボールをカットし、ルーズボールを無人のゴールに蹴り込んで勝ち越しのゴールを決めた。
2ゴールの活躍を見せたC・ロナウドは、76分にFWアルバロ・モラタと交代し、お役御免となった。
ユベントスは6日にセリエA第21節でローマと、9日に2ndレグでインテルと戦う過密日程となっており、C・ロナウドの体力を考慮してのアンドレア・ピルロ監督の判断だったと思われた。
しかし、交代ボードに自身の背番号を見つけたC・ロナウドは、「嘘だろ…」と言わんばかりに嫌悪感を露わに。首を振るような動作をしながら、ピッチを後にした。タッチライン際では、ピルロ監督と言葉を交わす場面もあった。
試合後、ピルロ監督はC・ロナウドの交代について、次のように語った。
「こういった(重要な)試合に出場する時、チームのためにプレーしたいと思うのは普通のことだ。彼を交代してはいけないという契約条項はない。彼は自身が我々のトッププレイヤーであることを知っているが、息を返すには、常にトップにいる必要がある」
「いくつかの批判の後、彼のパフォーマンスでそれを証明した。それ以上のことはできなかっただろう。彼には休む必要があると言った。土曜日に重要な試合がある。彼は何度も連続して試合に出たが、時に少し休むのが彼にとって良いことになる」
ユベントスは、直近の2試合の後にも、13日のセリエA第23節ナポリ戦、18日のチャンピオンズリーグラウンド16、ポルト戦を控えている。
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