日本ハムからポスティングシステムでレンジャーズ入りした有原航平投手(28)が18日(日本時間19日)、ズーム会見に臨んだ。
―ダラスを訪れる前に入団を決めたが、レンジャーズを選んだ理由は
「すごく分析をしてくれて、このチームでこういう練習を続けていければ、僕自身もっと伸びると思って、本当にレンジャーズでやりたいと思いました」
―ダルビッシュなど、誰かに相談したか
「町のことは考えず、このチームでやりたいという一心で決めたので。そこは考えてなかったです」
―メジャーに来ることはどれくらい前から目標だったか
「大学4年生から少し意識をし始めて、プロ入りする時は将来的には絶対投げたいんだっていうふうには思ってました」
―日本との違いを感じるか
「違うことだらけなんですけど、そこに適応していくのも仕事の一つだと思うので、まずはそれに慣れることに頑張ろうと思ってます」
―レンジャーズ入りを決め手は
「いい部分も分析してくれたんですけど、ここをもっとこうしたらいいんじゃないかっていう提案もしていただいて、そういうことって今までなかなかなかったので僕の中で興味が湧いたというか、もっともっと高いレベルでやりたいなと思わせてくれたのがレンジャーズとのミーティングだったかなと思います」
―具体的な提案というのは
「日本では高めの真っすぐをあんまり使ってこなかったんですけど、こっちでは有効だっていうふうに、配球の面でいろいろ変えられるところはあるんじゃないかというアドバイスはいただきました」
―メジャー球への対応で難しいと感じるところは
「スプリットと真っすぐがちょっと調整が必要かなというふうに思います」
―キャンプを2日間過ごした感想は
「すべてが新鮮で、刺激的で、楽しいなと思ってます」
―メジャー球へ適応するカギは
「慣れていくしかないと思うので。例年のオフよりは少しキャッチボールも多めにしていたので。でも日本いるときとアリゾナに来た時の感じが違うので、いち早く適応できるようにやっていきたいなと思います」
―大谷も対戦を楽しみにしていた
「僕も早く対戦したいなと思ってますし、やっぱりすごい選手なので何とか抑えられるように必死でやりたいなと思います」
―今日の練習内容は
「今日ピッチングをして、30球行かないくらいで。とにかく今日はどのくらい自分が投げられるのかなというチェックみたいな感じで投げました」
―スタッフに日本人や日本の経験がある人もいるがプラスになるか
「日本でプレーしたことがあるというのはどういう環境かっていうのわかっていらっしゃると思うので、すごく話しやすいですし、アドバイスもいただいているのですごくいい練習ができているかなと思います」
―大学の時のアメリカ遠征がメジャーを意識するきっかけになったか
「あの時こっちの打者と対戦して、スイングもすごいですし、こういう野球があるんだというふうに思ったので。その時に結果を残せたというのが自信になったので、あの時は自分の中で転機だったのかなと思います」
―大谷と連絡は取ったか
「(入団が)決まってからは『レンジャーズに行くことになった』って連絡して、そしたら『おめでとうございます』みたいな。『またキャンプで会えるかな』みたいな感じで。こっちに入ってきてからは連絡は取ってないですね。僕もキャンプ地で会えるんじゃないかって楽しみにしてるので」
―移籍先は大谷などに相談したか
「全然相談はせずに自分で決めました」
―いつアリゾナに入ったか。アリゾナでの過ごし方は
「10日くらい前にアリゾナに入って、でも練習もあってそんなにこの状況なので外に出ることもなく。家とキャンプ地でゆっくりしています」
―背番号35を選んだ理由は
「自分の中でまったくイメージのない新しい番号で、ここから再スタートだというイメージでやりたかったので、全然日本とは関係のない番号を選びました」
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