来た、見た、触った!! 巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(85)が2日、東京ドームをサプライズ訪問し、選手を激励した。本拠地を訪れるのは阿部慎之助(現2軍監督)の引退試合が行われた2019年9月27日以来、1年半ぶり。ミスターは早速、身長2メートル超のドラフト5位・秋広優人内野手(18)=二松学舎大付高=に注目し、吉兆とされる伝説の“神タッチ”も飛び出した。チームは3日に今季初のオープン戦(対ヤクルト、東京ドーム)を迎える。
静寂の東京ドームに明るい声が響いた。オープン戦前日。長嶋終身名誉監督が、恒例の言葉でGナインを鼓舞した。
「選手の皆さん、ご苦労さまです。今年はいいね。勝つ! 勝つ! 勝つ!」
ミスターが本拠地を訪れるのは阿部(現2軍監督)の引退試合が行われた2019年9月27日以来、実に522日ぶり。コロナ禍で今年はキャンプ中の宮崎訪問もかなわなかったが、チームが帰京したタイミングですぐに激励に訪れた。
練習前の円陣で初対面の選手たちにあいさつを受けると、練習序盤は原監督と並んで座り、ナインの一挙手一投足をつぶさに見つめた。ブルペンにも足を運び、午後2時過ぎからは待ちに待ったフリー打撃だ。宮崎、那覇キャンプで注目された身長202センチのD5位・秋広に熱視線を送った。
原監督から「また大きくなって」と紹介され、「2メートル? すごい!!」と見上げた。ミスターが2メートル超の日本選手と対面するのは、自身が入団した1958、59年の馬場正平(後のプロレスラー、ジャイアント馬場)以来。打撃ケージ裏で、血が騒いだのか、自ら左手でバットを握り、「(バットの)重さやバランスを聞かれました」と秋広は証言した。
吉兆とされる伝説の“ボディータッチ”も飛び出した。巨人には、ミスターが体に触れて指導した若手は大成するという「神話」がある。2008年の坂本、10年の長野(現広島)、16年の岡本-。秋広にもアドバイスを送る中で、右胸あたりを左手でタッチした。
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