立ち上がりの1回、佐々木投手は西武の1番 若林楽人選手と3番の森友哉選手にヒットを打たれて1アウト一塁三塁とされました。それでも4番の山川穂高選手を変化球でプロ初の三振で抑え、続く栗山巧選手もレフトフライに打ち取ってピンチを切り抜けました。
そのウラ、ロッテは1番 荻野貴司選手と2番 マーティン選手が2者連続のホームランで2点を先制しました。
援護をもらった佐々木投手は2回、この試合最速となる154キロで三振を奪うなど三者凡退に抑えましたが、4点リードとなった3回に味方のエラーから再びピンチを迎え、2本のタイムリーと犠牲フライで3点を失いました。
さらに1点リードの5回にはみずからのワイルドピッチで4点目を与えて同点となりましたが、そのウラにマーティン選手が2本目のホームランとなるツーランを打ち、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りました。
佐々木投手は5回で107球を投げてヒット6本、4失点、奪った三振は5個でした。
試合はこのあと8回にリリーフピッチャーが同点とされ、そのまま6対6で引き分けたためプロ初登板での初勝利はなりませんでした。
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