プロ野球阪神で強打者として活躍したハル・ブリーデンさんが3日に死去していたと地元紙オールバニ・ヘラルド(電子版)が10日までに報じた。76歳だった。死因は明らかになっていない。

米ジョージア州オールバニ出身。大リーグのカブス、エクスポズ(現ナショナルズ)を経て1976年に阪神入り。珍しい左投げ右打ちの内野手で、来日1年目に40本塁打を放つなど田淵幸一、掛布雅之らとともに強力打線の一角を担った。

阪神では3年間で通算260試合に出場し、打率2割5分1厘、79本塁打、194打点。大リーグでは5季プレーし、通算274試合で打率2割4分3厘、21本塁打、76打点だった。(共同)