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宣言下でも開催…丸川珠代五輪相がコーツ発言受け見解「多くの国民がこの発言を聞いて、反発を覚えたのは自然のこと」 - 中日スポーツ・東京中日スポーツ

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記者会見する丸川珠代五輪相

記者会見する丸川珠代五輪相

 丸川珠代五輪相(50)は25日の閣議後の定例会見で、国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ調整委員長が緊急事態宣言下でも五輪は行われると断言したことについて「多くの国民がこの発言を聞いて、反発を覚えたのは自然のことではないかと思う」と見解を示した。

 丸川大臣は「日本国のことは日本国民が決めると多くの国民は当然思っているので、その感情については私もむべなるかなという思い」と国内から反発の世論が高まっていることに理解を示した上で「私たちとしてはまず新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止が第一。感染拡大防止に全力を尽くして国民の皆さまが安心して東京大会を迎えられると思って頂けるようにすることが重要だと思っている」と日本国民にとって安全安心な大会になるよう対策を続けることを強調した。

 また、米国務省が日本に対する渡航警戒レベルを4段階で最も厳しい「渡航中止・退避勧告」のレベル4に引き上げたことについても言及。「必要な場合の渡航まで禁止されていないと承知している。米国ののオリンピック委員会も米国代表の出場に影響はないと声明を出しているので、影響が今のところ特に何か見込まれることはない」とした。

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