麒麟・田村さん「メダルは銀でも経験は金！」…国際バスケ連盟「世界中の心をとらえた」 - 読売新聞

　東京五輪のバスケットボール女子決勝で、日本は米国に７５―９０で敗れ、銀メダルを獲得した。ツイッターでは、大会７連覇を果たした「絶対女王」米国の強さに驚く声とともに、快進撃を続けた日本をたたえる投稿が相次いだ。

　この日の試合で３０点をあげた身長２０３センチのブリトニー・グリナーを軸に攻撃を組み立てる米国に、高さで劣る日本は苦戦を強いられた。今大会で高い成功率で決めてきた３点シュートも、米国の２・３倍超の３１本を放つが、決定率は２６％（８本成功）にとどまった。米国は高さを生かしたディフェンスで１２ブロックをマーク。好守にわたって絶対女王が見せた手堅いプレーは、日本に試合の主導権を譲らなかった。あまりの強さにツイッターでは「アメリカ強すぎる」「やっぱりパワーが違う」「日本男子でも勝てん」と賛嘆する声が上がった。

　この日、ツイッターでは、「＃バスケットボール」がトレンド上位に。試合には敗れたが、「最後まで走り続けた！！戦い抜いての銀メダル！！」「お疲れさまでした…！頑張ったー！！」「めちゃめちゃにかっこよかったです！」と、最後まで挑戦し続けた日本の銀メダル獲得を祝う声があがった。バスケ好き芸人として知られる、お笑いコンビ「麒麟(きりん) 」の田村裕さんも「本当に夢と感動をありがとうございました！」と語りながら、「メダルは銀でも経験は金！これを次に繋げて欲しいです！夢は続く！」とエールを送った。

　国際バスケットボール連盟（ＦＩＢＡ）の公式ツイッターも日本の快進撃をたたえた。決勝終了後にツイッターを更新し、「国の誇り」と日の丸と銀メダルの絵文字と共に切り出すと、「日本は銀メダルを獲得し、世界中の心をとらえたオリンピックを終えた」「バスケットボールの未来は明るい」と賛辞を惜しまなかった。

Adblock test (Why?)