
チーム投手成績
■ソフトバンク 120試合、73勝42敗33セーブ120ホールド、389失点、防御率2.92、奪三振率8.74、与四死球率4.33、1試合平均3.24失点 ■ロッテ 120試合、60勝57敗34セーブ78ホールド、479失点、防御率3.81、奪三振率7.12、与四死球率3.50、1試合平均3.99失点 投手成績では、ほとんどで王者ソフトバンクに軍配が上がった。チーム防御率2.92はダントツの数字で、先発陣では最優秀防御率を含む投手3冠の千賀滉大投手を始め、2冠の石川柊太投手、東浜巨投手が防御率2点台前半をマーク。リリーフ陣も最優秀中継ぎ投手を獲得したリバン・モイネロ投手や、高橋礼投手、守護神の森唯斗投手らが高い安定感を誇った。奪三振率も群を抜いており、千賀、モイネロは投球回を大きく上回る三振を奪った。 対するロッテは、リーグ2位のチーム防御率3.81ながら、ソフトバンクには大きく引き離される結果となった。しかし、与四死球率はリーグトップの数字で、投手陣の自滅は少なかったといえる。守護神の益田直也投手を始め、シーズン途中に巨人から移籍した澤村拓一投手、フランク・ハーマン投手、唐川侑己投手らのリリーフ陣は強力。制球力に定評のある石川歩投手、美馬学投手ら先発陣が試合を作れるかが鍵となる。
チーム打撃成績
■ソフトバンク 120試合、打率.249、979安打、126本塁打、500打点、531得点、99盗塁、81犠打、445四死球、OPS.722(長打率.401+出塁率.321)、1試合平均4.43点 ■ロッテ 120試合、打率.235、902安打、90本塁打、435打点、461得点、87盗塁、96犠打、565四球、OPS.684(長打率.355+出塁率.329)、1試合平均3.84点 打撃成績でも、ソフトバンクが優勢となった。チーム打率はリーグ2位タイの打率.249だが、126本塁打はリーグトップ。最多安打も獲得した柳田悠岐外野手が29本塁打、今季大ブレイクの栗原陵矢捕手が17本塁打と強い存在感を放った。また、99盗塁も僅差でリーグトップとなったが、盗塁王を獲得した周東佑京内野手が50盗塁と、一人で半分以上を稼いだ。 ロッテは、リーグ最下位のチーム打率.235、1試合の平均得点も平均失点を下回っている。注目したいのは、ともにリーグトップとなった四死球数と犠打数だ。打席で一人一人が粘りを見せて四球を勝ち取り、小技を使った攻撃を展開。工夫を凝らし、様々な攻撃パターンを見せたといえるだろう。主に下位を打つ藤岡裕大内野手が16犠打を決めただけでなく、クリーンアップを任されることも多い中村奨吾内野手も15犠打と打順を問わず重用した。
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