8日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日~男子2月21日・女子20日/ハードコート)大会初日。男子シングルス1回戦で、世界42位の錦織圭(日本/日清食品)は第15シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)に5-7、6(4)-7、2-6で敗れた。錦織は記者会見で「自分にショック」としつつも、世界ランキングトップ10復帰への道のりは「若干見えた」と語った。
2週間の完全隔離後で練習不足・体力面の懸念はあったが、テニスの感覚は悪くなかった。だがチャンスで相手が良いサーブを打ち続け、最後は力尽きた。錦織は試合を振り返りこう語っている。
「3セット目は別にしても、出だしはすごい良くて。(復帰後)今までにないぐらい『勝てるんじゃないか』と思えるぐらいの出だしでした。そのぐらいボールを捉える感覚と、球筋と、色々良かったんですけど、相手も簡単にミスしてくれないし、バックのクロスもフォアのクロスもディフェンスにまわらないといけないタフなショットでした」
「自分のプレーが良かったのでそんなに落胆はしていないですけど、このぐらい戻ってきてもまだ勝てないんだなというのは、自分にショックでした。微妙なところですね」
ただ、一つの目標であるトップ10への復帰は若干だが見えたという。
「今年できるかどうか分からないですけど、(トップ10復帰は)タフな道のりだと思っています。でも今日の試合を振り返って、すごく良いプレーはできているので、先週だったら(トップ10へ)戻れるか言えなかったですけど、今日のプレーがもうちょっと良くなれば、できそうかなというのは若干見えてきました。復帰の道のりとしては悪くはないかなと思います」
錦織の次戦は3月1日開幕の「ATP500 ロッテルダム」。今後の錦織に期待したい。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全豪オープン」での錦織圭
(Photo by Jason Heidrich/Icon Sportswire via Getty Images)
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