2021年のキーワードは「知る」――。渋野日向子がクラブ契約しているピンの新製品発表会に出席し、次週3月4日開幕の「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)から始まる新たな一年への抱負を語った。
コロナ禍で奮闘した昨年を「無観客が続いて、ギャラリーさんの大切さに気付かされた。自分一人じゃ何もできないんだと強く感じた一年でした」と回想。夏場に2カ月に及ぶ長期海外転戦を敢行するなど米女子ツアーへのトライを重ねる過程で生じた心境に変化にも、改めて言及した。
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「いままで人に頼りすぎていた部分があって、自分自身をあまり深く知らないまま生きてきた。アメリカに行ってから、自分のことは自分でちゃんと知って、考えながらゴルフをやっていかないといけないと思う時間が増えた」
だからこそ、21年の目標を「自分を知ること」に設定したという。「アメリカツアーと日本ツアーどちらも参戦しながらなので、かなり忙しい一年間になる。挑戦し続ける気持ちを忘れず、最後まで走り抜けて、変化、自分を変えていけたらいいなと思います」。19年の「AIG全英女子オープン」優勝をはじめとする過去の成功体験に縛られることなく、いまの自分を見つめて前へ進もうとしている。
沖縄での初戦に向けた合宿の取り組みも「知る」ことを念頭に置いた。「100yd以内の縦距離を合わせる、自分で“知る”ことを重視してやってきた。そこがメイン」と振り返る。昨年中止となった「ダイキン―」はことしが初出場。「自分がいまやっていることをしっかりと試合で試す。合宿で“知った”ことを沖縄で実践できるようにしたい」と表情を引き締めた。
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