著名人聖火ランナー辞退ドミノ密回避「参加メリット薄れた」 - 毎日新聞 - 毎日新聞

ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん＝松江市役所で2016年10月11日午後2時、長宗拓弥撮影

　東京五輪の聖火リレーのスタートが25日に迫る中、著名人ランナーの辞退がドミノ倒しのように相次ぎ判明している。「スケジュールの都合」とするケースが多いが、新型コロナウイルスの感染拡大につながる「密」を避けたいとの思いもあるようだ。「参加するメリットがなくなっている」。イベント自体の“地盤沈下”を指摘する声もある。

　真っ先に辞退が明らかになったのは、お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」のメンバーでコメンテーターとしても活動する田村淳さん。大会組織委員会の森喜朗会長（当時）が「コロナがどういう形であろうと必ず大会を開催する」と発言したことを疑問視し、愛知県犬山市での参加を取りやめることを2月3日に公表した。

Let's block ads! (Why?)