J1首位川崎フロンターレは24日、等々力陸上競技場で15位清水エスパルスと対戦し、1-0で勝利した。今季最長となる7連勝で勝ち点を「84」に伸ばし、連覇へ前進。今季は試合数が異なるが、すでに昨季樹立した勝ち点「83」を上回り、J1史上最多勝ち点を塗り替える偉業を達成した。
約3週間のインターバルを挟んだ川崎Fは2日のFC東京戦(○1-0)から1人を変更し、DF谷口彰悟が先発に復帰した。対する清水は16日の柏戦(●0-1)から2人を入れ替え、出場停止明けのU-22日本代表MF松岡大起が先発に復帰。MFベンジャミン・コロリもスタメンに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]
前半16分、川崎FはMF旗手怜央の直接FKが惜しくも枠を外れれば、清水も25分、松岡のパスを受けたMFカルリーニョス・ジュニオが持ち上がり、ミドルシュートで好機を創出する。前半34分にはDF山根視来のロングシュートがクロスバーを叩くと、MF脇坂泰斗の左足ミドルもわずかに枠を外れ、スコアレスで前半を折り返した。
すると、後半立ち上がりに川崎Fが試合を動かした。後半2分、脇坂が浮き球パスを入れると、FWレアンドロ・ダミアンがわずかに触って左に流す。走り込んだFWマルシーニョはPA内左深い位置から折り返し、レアンドロ・ダミアンが流し込んだ。レアンドロ・ダミアンは3試合連続ゴールで今季17得点目をマークした。
1点を追う清水は後半21分、FW藤本憲明を下げてMF西澤健太を送り込む。川崎Fも後半26分、レアンドロ・ダミアンを下げてFW小林悠、旗手を下げてMF大島僚太を投入。大島は7月21日に行われた天皇杯3回戦千葉戦以来、約3か月ぶりに復帰を果たした。
追加点こそ生まれなかったが、川崎Fはそのまま1-0で完封勝利。清水を相手に、7月17日の第18節(○2-0)に続くシーズンダブルを達成した。残留争い中の清水は連敗を喫し、勝ち点を積み上げられなかった。
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