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武藤嘉紀&イニエスタでヴィッセル神戸が2点差追いつく。名古屋グランパスと ... - フットボールチャンネル

Jリーグ
【写真:Getty Images】


【名古屋グランパス 2-2 ヴィッセル神戸 J1第33節】

 明治安田生命J1リーグ第33節の名古屋グランパス対ヴィッセル神戸戦が24日に行われ、2-2の引き分けに終わった。

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 6試合を残して勝ち点60で3位の神戸と、3ポイント差で暫定5位に位置する名古屋との上位直接対決。すでに今節勝ち点3を加えた浦和レッズや鹿島アントラーズも含めたACL出場権争いに大きく影響する重要な一戦となった。

 前半はボールを保持する神戸に対して名古屋の速攻が冴え、早い時間に2点を奪うことに成功。まずは6分、左サイドのスペースに抜け出した相馬勇紀が折り返したボールに前田直輝が合わせて先制点を流し込む。

 続いて14分、再び名古屋のカウンターから前線のシュヴィルツォクにボールが渡る。味方選手を囮としながら自ら持ち上がると、最後はエリア手前での鋭い切り返しからゴール右隅への左足シュートを突き刺して2-0とした。

 前半で2点ビハインドを背負った神戸だが、後半には反撃の手を強めていく。イニエスタの絶妙なパスを受けたボージャンの決定的なシュートや、ドウグラスのヘディングなどをランゲラックの好セーブに阻まれながらも攻め続ける。

 69分には攻勢が実を結び、神戸が1点差に詰め寄る。左CKからのクロスをトーマス・フェルマーレンが頭で折り返し、ゴール前左で受けた武藤嘉紀がワントラップから確実に押し込んだ。

 その後も武藤のヘディングがクロスバーを叩くなど神戸が攻め続け、81分にはついに同点。エリア右に侵入した武藤が吉田豊に倒されたとしてPKが与えられ、これをアンドレス・イニエスタがゴール左へ冷静に蹴り込んで2-2とした。

 最後まで緊迫した展開となった試合は2-2のままドローで終了。神戸が3位を守ったが、依然として来季ACL出場に向けた接戦は続いている。

【得点者】
6分 1-0 前田直輝(名古屋)
14分 2-0 シュヴィルツォク(名古屋)
59分 2-1 武藤嘉紀(神戸)
81分 2-2 アンドレス・イニエスタ(神戸)

【了】

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