《箱根駅伝の前哨戦》勝負を決める“3つのポイント”
ここ2年間、レースの勝敗を分けたのは、アンカーだった。 一昨年は、東海大の名取燎太が青学大の飯田貴之を抜き去って東海大が優勝し、昨年は青学大の吉田圭太、東海大の名取、駒澤大の田澤廉の三つ巴になり、最後は田澤と名取の対マン勝負になって駒澤大が勝った。 アンカー区間に誰が配置されるのかが、ひとつ大きなポイントになるが、今年の区間配置を見るとその一つ前の7区で勝負を決める意図が各チームから見える。今年も果たして、競った展開からアンカー勝負になるか。 出雲では、優勝候補の駒澤大の失速により、改めてひとつのミスの重さがクローズアップされた。大八木弘明監督は「自分の選考ミス」と語ったが、今回も一つのミスが命取りになる。
出雲駅伝から外れた選手もエントリー
新戦力、復帰組の存在も大きな要素だ。 出雲では東洋大の石田洸介(1年)、早稲田大の石塚陽士(1年)がともに区間賞を取る走りを見せ、チームを勢いづかせた。他にも関東の大学でいえば10名の1年生がデビューを果たし、東京国際大の佐藤榛紀、白井勇佑、国学院大の平林清澄は素晴らしい走りを見せた。チームの上位進出には、ルーキーの活躍が欠かせない。 また、出雲では故障やコンディション不良のためにエントリーから外れた選手が今回、満を持して戻ってきている。主力、中間層の選手が戻ってくれば、当然、チーム力が増すので、レースを有利に戦える。 レースの展開でいえば、ハイペースになるかどうかが焦点になるだろう。 出雲は気温が30度を超え、スローペースで入った。スタートダッシュをもくろみ、1区にスピード系の選手を置いた場合、スローペースになるとその意義が失われる。タイムを持つ選手を保持する強豪校にとってはレースの主導権を握るためにハイペースでのレースが望ましいが、果たして狙い通りの展開にできるかどうか。 では、優勝争いに食い込むであろう“有力校”を見ていこう。
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