◆大相撲九州場所13日目(26日、福岡国際センター) 一人横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)は、関脇・御嶽海(出羽海)を寄り切りで下し、全勝を守った。1敗の平幕・阿炎(錣山)は、大関・貴景勝(常盤山)を押し出しで下し、自己最多を更新する12勝目。14日目には照ノ富士と阿炎の一番が組まれた。照ノ富士が勝てば後続と2差がつくため、2場所連続の優勝が決まる。 照ノ富士は御嶽海戦。立ち合いは左の前まわしを引くと、右上手も取り、外四つ。相手に何もさせず、万全に寄り切った。 阿炎は、貴景勝との2回目の立ち合いはもろ手で攻め、大関の上体を起こした。首元へののど輪で起こし続けると、土俵際も右に逃れようとする相手を土俵下に吹っ飛ばした。2敗に後退した貴景勝は、14日目に正代(時津風)との大関対決が組まれた。
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