広島・大瀬良大地投手が18日、マツダスタジアムで会見し、今季中に取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することを表明した。球団と複数回の残留交渉を重ねた末、17日に意思を伝えたことを明かし、「理由は数え切れないくらいありますけど。頑張ってつかんだ権利なので考えることもありましたし、悩むこともありましたけど、それでもやっぱり、考えれば考えるほどやっぱりカープに対する愛着だったり、そういったものがどんどん強くなってきた」と語った。
今季終了後は権利の行使について熟考。同時に広島への愛着を示していた。慰留に努めた球団は、最終的に3年契約で出来高を含め総額8億円超と提示したとみられ、15日には佐々岡監督も食事に誘って口説いたが、熱意は伝わった。
右腕は球団から「長くカープで精神的な柱としてやっていってほしい」という言葉もかけられ、胸に響いたという。「すごくうれしかったし、僕もそういう言葉をかけていただける野球選手になれたのかなといううれしさもありました。カープでたくさん学んだこと、カープの伝統であったり、いいところっていうのは、やっぱりカープの後輩たちに受け継いでいくものだと思いました」と決意を固めた。4年ぶりのV奪還を目指す来季も先頭に立つだけでなく「1年でも長くカープのためにファンの皆さんのために一生懸命頑張っていきたい」と誓った。
黒田博樹氏、米大リーグに渡った前田健太投手からエースの座を受け継いだ背番号14。「マエケンさんや黒田さん、素晴らしい先輩たちにいろんなことを教わってきた。見てきた背中は大きくて、遠いところにはあるんですけど、考え方とかはたくさん学んできましたので。(自分も)そうなっていけるように、そういう先輩でいられるように頑張っていかなければなと思います」と赤ヘルを背負っていく覚悟だ。
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