
プロ野球は21日から「SMBC日本シリーズ2020」を開催。パシフィック・リーグを制し、クライマックスシリーズ(CS)も勝ち上がった福岡ソフトバンクホークスと、セントラル・リーグを制した読売ジャイアンツが2年連続で激突する。 【表】SMBC日本シリーズ2020「巨人対ソフトバンク」<試合日程・結果・組み合わせ一覧> 試合に先立ち、レギュラーシーズンの両チーム投手成績、打撃成績比較と注目選手を挙げ、日本一の行方を占っていく。
チーム投手成績
■ソフトバンク 120試合、73勝42敗33セーブ120ホールド、389失点、防御率2.92、奪三振率8.74、与四死球率4.33、1試合平均3.24失点 ■巨人 120試合、67勝45敗27セーブ96ホールド、421失点、防御率3.34、奪三振率7.52、与四死球率3.81、1試合平均3.51失点 投手成績では、ほとんどの部門でソフトバンクに軍配が上がった。チーム防御率2.92は両リーグ通じてダントツの数字。クライマックスシリーズ第2戦に先発登板した東浜巨投手こそ日本シリーズの出場資格者名簿から外れたものの、先発が有力視されるエース・千賀滉大投手、石川柊太投手、和田毅投手、マット・ムーア投手は、ともにレギュラーシーズンで防御率2点台をマーク。リリーフ陣も守護神の森唯斗投手、リバン・モイネロ投手らが盤石の体制を敷いている。 対する巨人も、セ・リーグトップとなる防御率3.34、1試合平均3.51失点の好成績を残した。エースの菅野智之投手は防御率1.97をマーク。他にも今季大ブレイクの戸郷翔征投手、エンジェル・サンチェス投手らがいるが、先発陣はソフトバンクに分があるか。しかし、高梨雄平投手、鍵谷陽平投手、大竹寛投手、守護神のルビー・デラロサ投手らを擁する強力リリーフ陣は引けを取らず、セットアッパーを務める中川皓太投手の復帰も好材料だ。
チーム打撃成績
■ソフトバンク 120試合、打率.249、979安打、126本塁打、500打点、531得点、99盗塁、81犠打、445四死球、OPS.722(長打率.401+出塁率.321)、1試合平均4.425点 ■巨人 120試合、打率.255、1019安打、135本塁打、507打点、532得点、80盗塁、59犠打、445四死球、OPS.738(長打率.410+出塁率.328)、1試合平均4.433点 打撃成績では、多くの部門で巨人が優勢となった。打率はリーグ3位となったが、得点数ではリーグトップに立った。今季途中から形成した3番・坂本勇人内野手、4番・岡本和真内野手、5番・丸佳浩外野手のクリーンアップは球界随一の破壊力を誇り、前を打つ打者の出塁も鍵となる。また、勝負強い打撃を見せる亀井善行外野手が復帰。頼もしいベテランの力も加わる。 対するソフトバンクは、50盗塁を決めた周東佑京内野手を筆頭に機動力を使える選手が多く、盗塁数では両リーグトップ。巨人とは対照的に流動的なオーダーを組むが、打率、1試合平均得点も遜色ない。クライマックスシリーズは2連勝で突破するなどチーム状態も良好で、柳田悠岐外野手、中村晃外野手、松田宣浩内野手ら特に経験豊富な選手の活躍が光った。
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