
自動車レースの最高峰F1に、神奈川県出身の20歳、角田裕毅選手が来シーズンから参戦することが決まりました。日本からF1ドライバーが誕生するのは7年ぶりです。
角田裕毅選手は神奈川県出身の20歳で、4歳からレーシングカートでレースを始めました。
16歳から本格的な自動車レースに参戦し、自動車メーカーのホンダの支援を受けて去年から活動の中心をヨーロッパに移しました。
ことしはF1の下部カテゴリーのF2に参戦して3回優勝するなど、好成績をあげてF1参戦に必要な資格を得ました。
これを受けて、F1チームの「スクーデリア・アルファタウリ」は16日、角田選手が来シーズンからF1に参戦することが決まったと発表しました。
日本選手がF1のシーズンに参戦するのは、2014年まで走った小林可夢偉選手以来、7年ぶりです。
角田選手は「多くのドライバーと同じくF1に参戦することは私の目標だったので、とてもうれしく、機会を与えてくれたチームや関係者に感謝しています。日本のF1ファンの希望を背負い、ベストを尽くします」とコメントしています。
来シーズンのF1は来年3月にオーストラリアで開幕する予定です。
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