
◆スピードスケート 全日本選抜競技会長野大会第1日(11日、長野市エムウエーブ)
女子3000メートルで、全日本選手権5冠の高木美帆(26)=日体大職=が4分1秒67の国内最高記録で優勝した。昨年末の全日本選手権で残した記録を2秒30と大幅に更新。2つ前の組で佐藤綾乃(24)=ANA=が4分03秒36で国内最高を上回ったが、すぐに塗り替えた。
高木美は1000メートルから2600メートルまで、1周400メートルを31秒台でキープする安定した滑りで、初日を好発進した。ただ、2人1組が時間差でスタートし、4人が同時に滑るカルテット方式で行われたこともあり「カルテットレースであったからこそのタイムかなと思っている。一番滑っていてきつくなるところで、ちょうど前の選手が追える状況でもあった。ぎりぎり出したかったタイムというところが正直なところ」と冷静に受け止めた。
来年の同時期に行われる北京五輪は、金銀銅メダルを獲得した18年平昌五輪と同様、女子3000メートルから始まる。「気持ち的にも波に乗りたいレース。初日のレースでいかにしっかり走れるかは、五輪トータルを見ても大事」と位置付ける種目だ。「ペア(2人1組)で滑ってもこのタイム以上を出さないと世界では戦えない。この条件だったらもっと速いタイムで滑れるところまで持っていきたい」と表情を引き締めた。
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