第101回全国高校ラグビー大会は5日、準決勝があり、国学院栃木は桐蔭学園(神奈川)を21-10で降し、初の決勝進出を決めた。
勢いそのままに、またも歴史を塗り替えた。国学院栃木が初の準決勝の舞台で、桐蔭学園の3連覇を阻んだ。
逆境を力に変えた。初戦の2回戦で主将のロック白石和輝(3年)が脳しんとうで離脱するアクシデントに見舞われた。チームの大黒柱を欠く中、「キャプテンの無念をみんなで背負って戦った」と吉岡肇監督は力を込める。準々決勝では強固なディフェンスを誇る長崎北陽台をものともせず、初めて4強入りを果たした。
高校日本代表候補は不在で、タレント軍団ではない。それでもバックスの展開力と、FWの推進力は並外れたものがある。スタンドオフ(SO)伊藤龍之介(2年)は「今まで国栃にいた人たちがつないできた思いの結果」と、チームへの愛着と結束力に胸を張る。
日本代表のSO田村優(横浜)、その弟SO熙(ひかる、東京SG)らトップ選手を輩出してきた実力校が、その名にふさわしい結果をようやく手にしつつある。王者を倒した国学院栃木の物語は、まだ終わらない。【尾形有菜】
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