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世界一、ドジャース・ターナーが試合中にコロナ陽性判明 - サンケイスポーツ

ワールドシリーズを制覇し、記念写真に納まるドジャースの選手ら=アーリントン(ゲッティ=共同)

ワールドシリーズを制覇し、記念写真に納まるドジャースの選手ら=アーリントン(ゲッティ=共同)【拡大】

 ドジャースの1988年以来、32年ぶりのワールドシリーズ(WS)制覇の祝福の一方で心配なニュースが舞い込んだ。「3番・三塁」でスタメン出場したジャスティン・ターナー内野手(35)が試合途中に前日26日(日本時間27日)に受けた新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たことが明らかになった。ターナーは八回の守備から退いたが、試合後の記念撮影にはマスクを着用して参加した。

 試合後の会見ではフリードマン編成本部長が対応。「七回で(陽性を)認識した。試合の後はマスクをして距離を保って写真を撮りたいという話になった。チームにとって大きな存在だった。成功をもたらしてくれた存在(記念撮影への参加は)止められないと思った。既に(他の選手らとも)接触もしていた。今後についてはこれから判断していく」と説明した。

 ターナーはWSの第3戦、4戦の一回に2試合連続で先制本塁打を放つなど活躍。PSでは打率・250、3本塁打、6打点の成績を残した。フリードマン編成本部長は「きょうは移動せずホテル滞在。(球団の選手、スタッフら)全員が検査を受け、その結果を受けて今後の予定を判断する」と続けた。

 コロナ禍により、レイズも同じホテルに宿泊。隔離地での開催、通称バブルの中で外部との接触を遮断し、チームメート、家族、スタッフらが感染対策の上、生活をしてきた。この日まで57日間連続で感染者を出さないなど、一定の対策効果はあった。最後の最後でドジャースの内部、さらに対戦相手のレイズも含め、感染拡大の懸念が残った。

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