国際体操連盟（FIG）は29日に緊急記者会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大以後、初めての国内ので国際大会となる「FriendshipandSolidaritycompetition」（11月8日、東京・国立代々木競技場）に出場予定だった男子の内村航平（31＝リンガーハット）が、PCR検査で陽性反応を示したと発表した。無症状で、今後は経過を観察した上で参加の可否を決める。大会は開催する。

大会には米国、ロシア、中国、日本の4カ国が参加。2チームに分かれ、10種目の総合得点で争う形式を取る。日本からは男女8名が参加。選手は21日から都内のナショナルトレーニングセンターで隔離生活に入っていた。21日の検査では陰性だったが、28日に行われた検査で陽性となった。

大会は来夏の東京五輪を見据え、開催に向けたモデルケースとしたい考えがあった。