サッカーJ1のベガルタ仙台は、ミッドフィルダーの道渕諒平選手が、交際相手の女性に暴力を振るうなどしてクラブの風紀や秩序を乱したとして20日、道渕選手との契約を解除しました。
ベガルタ仙台によりますと、道渕選手はことし8月、交際相手の女性に暴力を振るったなどとして9月、警察に逮捕されましたが、その日のうちに釈放されたということです。
道渕選手と女性の間で示談が成立していたため、クラブは契約解除にはあたらないと判断しましたが、20日発売の写真週刊誌「FLASH」の報道に、把握していなかった内容が含まれていたということです。
道渕選手が内容を事実と認めたことから、ベガルタ仙台はクラブの風紀や秩序を乱したとして道渕選手との契約を20日付けで解除し、菊池秀逸社長などの処分も検討するとしています。
道渕選手は18日の浦和レッズ戦に発するなど主力の1人として今シーズンリーグ戦13試合に出場しています。
また、3年前、当時J1のヴァンフォーレ甲府に所属していたときにも知り合いの女性に暴力を振るったとして逮捕され、シーズン中の公式戦への出場を停止されるなどの処分を受けています。
道渕選手は「大変申し訳ございませんでした」と話しているということで、菊池社長も「関係者の皆様、被害に遭われた女性にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げたい」と陳謝しました。
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