39歳の躍進は止まらない。ミランをリーグ首位に牽引するイブラヒモビッチは今節も躍動。前半20分、左サイドからクロスが出ると、ディフェンスの名手DFカリドゥ・クリバリのマークを受けながらもヘディングシュートで合わせ、先制点を叩き込んだ。
さらに後半9分にはPA左から浮き球パス。イブラヒモビッチは相手守備陣のマークをかいくぐり、ファーサイドから膝でゴールに押し込んだ。
イブラヒモビッチは自身が出場したリーグ6試合すべてで得点を記録。ドッピエッタ(1試合2得点)は今季4度目に。リーグ唯一の10点台突破を果たし、得点ランク首位に再び立った。
データサイト『opta』によると、セリエA開幕8試合で10得点を奪った最年長プレーヤーにもなった。塗り替えた記録は1942-43シーズンに、シルヴィオ・ピオラ氏がラツィオで達成したもの。しかし当時のピオラ氏の年齢は29歳。イブラヒモビッチは78年ぶりに、10歳も記録を上回ってみせた。
圧倒的な活躍を残したイブラヒモビッチだが、後半34分には途中交代。プレー中に左足の太もも裏を痛め、そのままピッチ外に出ている。
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