FW乾貴士、FW武藤嘉紀がともに先発したが、エイバルはホームでアトレチコ・マドリードに1-2で逆転負けした。

前半12分、自陣からのロングフィードへ走り込んだ武藤がペナルティーエリア右で相手FWカラスコに倒されてPKを獲得。このキッカーに志願したのは何とGKドミトロビッチ。相手GKオブラクの動きを読み、飛んだ方向とは反対のゴール左へ左足できれいに蹴り込み、首位相手に先制に成功した。

しかし、同40分、自陣からのMFセルヒオのロングキックが相手MFジョレンテにカットされ、こぼれ球をFWスアレスに右足で蹴り込まれて同点とされ、ドロー寸前の後半44分にはDFアナイツがスアレスを倒してPKを献上。これをスアレス自らにパネンカで決められて勝ち越しを許し、そのまま逃げきられた。

乾はフル出場したが、武藤は後半32分に退いた。

2連敗のエイバルは4勝7分け8敗の勝ち点19で15位。リーグ戦6連勝のAマドリードは14勝2分け1敗の勝ち点44で、2位レアル・マドリードとは暫定で7差。