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大阪国際女子マラソン 男子ペースメーカーに反響 ネット上「アシスト感動した」「かっこよかった」 - スポニチアネックス Sponichi Annex

大阪国際女子マラソン ( 2021年1月31日    大阪市・長居公園内スタート、ヤンマースタジアム長居 42・195キロ )

<大阪国際女子マラソン>何か話しながら一山麻緒の前を走る川内優輝(左)(撮影・北條 貴史)
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 大阪国際女子マラソンが31日、大阪市・長居公園内スタートし、ヤンマースタジアム長居でフィニッシュする周回コース(42・195キロ、1周2・8キロを約15周)で行われ、東京五輪女子マラソン代表の一山麻緒(23=ワコール)が大会新記録の2時間21分11秒で初優勝した。野口みずきが保持していた2時間19分12秒の日本記録更新はならなかった。同代表の前田穂南(天満屋)が2時間23分30秒の自己新記録で2位に入った。

 大会史上初めて、川内優輝(33=あいおいニッセイ同和損保)ら男子選手がペースメーカーを務め、川内は予定の40キロを超えて、競技場に入る直前までペースメーカーの岩田勇治(三菱重工)とともにトップの一山を先導。大会前に「完走したとしてもゴールシーンに映り込むような無粋なまねはしない。私はあくまでも黒子」と話したように一山がゴールする際に、テレビに映り込むことなく、やや時間を置いてひっそりとフィニッシュした。 

 ネット上では川内らのペースメーカーの奮闘が大きな反響を呼んだ。記録がかかる重要なレースとあって、確実な調整が求められ、絶対にミスが許されない大役だけに「素晴らしいアシスト。感動した」「男子のペースメーカーは想像以上に良かった。一体感があった」ペースメーカーの役割が大事なのを初めて知った。奥が深い」と声が挙がった。

 またレース後、ツイッターではペースメーカーを務めた選手らの投稿も相次ぎ、川内とともに一山を先導した岩田は「走られた選手の皆様お疲れ様でした。女子マラソンのペースメーカーという貴重な経験をさせていただいた事、開催していただいた大会関係者の皆様に心より感謝致します」とつづった。

 梶原有高(ひらまつ病院)は「第二集団のペースメーカーをさせていただきました。女子選手のペースメーカーを務めるのは初めてでしたが、無事に終えてホッとしてます。本日、走られた方、サポートを行なった方お疲れ様でした。貴重な経験をさせていただきありがとうございました!」と記した。

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