卓球・伊藤美誠が紫の振り袖姿をお披露目「かっこいい女性になりたい」 - ライブドアニュース - livedoor

　卓球女子世界ランク３位で東京五輪代表の伊藤美誠（２０）＝スターツ＝が２５日、新成人を祝して、オンラインで振り袖姿のお披露目会見を行った。成人の日は全日本選手権の期間中だったため、この日、人生４度目という振り袖を着用した伊藤は「２０歳になったな、って感じがします」と率直な心境を語った。

　振り袖はこれまでは赤や金色を着てきたが、今回は紫色を選んだ。「かっこいいけどかわいらしさも欲しいなと思ったのと、今は紫にはまっていて、ラケットも紫色なので、そろえてみました」と説明した。グラデーションの柄も「同じ場所がないのが、自分らしいなと思いました」とこだわりのポイント。重ね襟の部分には「お母さんが成人式の時に使ったものを使わせてもらった」と明かした。

　自身がイメージする「大人の女性」には女優の吉田羊を挙げた。「高校生の頃に雰囲気がすごく大人な女性だなって思って。こういうかっこいい女性になりたいなって思いました」。ただ、新成人となってもスタンスは変えない。「振り袖を着ることで見た目は成人って感じですけど、中身は“ザ・伊藤美誠”。みなさんにも『小６で止まってるよ』ってよく言われます。かっこいい女性を目指しながらも私らしいところはしっかり持って、五輪でしっかり金メダルを取って、楽しんで２０歳を終えたい」と抱負を語った。

　１７日に閉幕した全日本選手権では決勝で石川佳純（２７）＝全農＝に敗れ、準優勝だった。「終わってから現実なんだな、夢であればなとか何回も思いました」。大会後は２日間のオフで「おいしいものを食べて」リフレッシュ。練習を再開したが、悔しさがよみがえることは何度もあったが「そういう場面も楽しめたし、こういう経験ができて良かった。私自身、この先絶対強くなるなって確信しました」と切り替えた。

　３月にはカタールでＷＴＴ２大会に参戦する。「全日本が終わってから、早く試合が来ないかなって思っていた。体調管理を万全にして、みなさんに頑張ってるところ、楽しんでるところを見てもらえるように頑張ります」と意気込んだ。

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